下肢静脈瘤センター

当センターは下肢静脈瘤の診断、治療、予防に力を入れております。


下肢静脈瘤は、足の皮下を走る静脈(大伏在静脈・小伏在静脈)の逆流により静脈うっ滞が生じ、静脈圧上昇により様々な症状を認めます。症状としては、足のだるさ、腫脹やかゆみ、夜間の足の吊り(こむら返り)、皮膚の色素沈着、重症化すると潰瘍形成を来します。また静脈瘤内に血栓形成を来すと強い疼痛と発赤を認め、静脈炎となります。静脈が逆流する原因として、遺伝的素因や立ち仕事従事者などの環境的素因が挙げられ、女性に多くみられ妊娠出産を契機に悪化するといわれています。目立った静脈瘤がないのに下肢の症状が強い場合もあります。普通はその症状で静脈瘤を疑いませんから、実は潜在的な患者様が多い疾患であると思っております。適切な治療を行うと、症状は軽快し、治療後の生活の質も向上しますのでまずはしっかりと診断をつけることが重要です。

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下肢静脈瘤のメカニズム

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下肢静脈瘤の症状

治療は下肢の症状の有無が大きなポイントです。症状が無い、もしくは軽度であれば弾性ストッキングを着用し生活習慣の見直しを指導します。 症状があれば、手術適応となります。以前は逆流した静脈を根本的に抜去するストリッピング手術が主流でした。 しかし、2011年に血管内焼灼術(カテーテル治療)が 保険適応になってから急速に普及し、現在は治療の第1選択となっております。 当科では、高周波焼灼機器(Venefit ClosureFast)とレーザー焼灼機器(1470nm Two ring radial fiber ElVeSレーザー焼灼装置)の2つを揃え、症例に応じて使い分けております。もちろん両者とも保険適応です。術中の麻酔も神経ブロックに局所麻酔を加えた患者様に優しい麻酔を心掛けております。 足の症状で気になった患者様はお気軽に受診してください。
手術機器写真

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1470nm Two ring radial fiber ElVeSレーザー焼灼装置

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野村 拓生(のむらたくお)

(血管外科外来 非常勤医師)

略歴

2003年 神戸大学医学部 卒業
2003年 神戸大学附属病院 心臓血管外科
2004年 済生会中津病院 心臓血管外科
2005年 淡路医療センター 心臓血管外科
2006年 六甲病院 外科
2007年 神戸大学附属病院 心臓血管外科
2010年 聖隷三方原病院 心臓血管外科
2019年 十全記念病院 循環器・血管外科 部長
新都市病院 血管外科 非常勤医師

資格・公職

▪外科専門医
▪心臓血管外科専門医
▪脈管専門医
▪下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施医/指導医






〒438-0078 静岡県磐田市中泉御殿703番地